雨交じりだけど確かに富津でいちばん熱い日だった
抜群の野外ステージ設備と実力あるロックバンドが富津岬の野外音楽堂に集結!
1年に一度だけ開催される、「富津のいちばん熱い日」フリー・コンサート。1995年に、35歳だったJason國分さんがプロデュースを開始後、連続して20回も続いている恒例のイベントが2014年8月23日(土)に開催されました。
プロ志向のアマチュアバンドをはじめ、地元の保育園児や市役所の職員もステージに上がって白熱のステージを繰り広げるというロック魂あふれるバンド・フェス。
現役の教師である國分さんが知的障碍者更生授産施設に生徒のボランティア引率で通うようになり、そこで知った、「知的障害者の方はライブハウスやコンサートホールに入れない」という条例。「ライブハウスがまずいんなら屋根がなけりゃーいいだろう」ということで、「富津野音はまさに的確」としてついに今年で20周年。
地元の根強いサポーターにも支えられながら、千葉県内外から様々なバンドが参加しています。「ジェイソンさん、障害ある人たち来るって言ってたけど、どこにいたの!?」と、一緒に盛り上がっているとまったくわからない、「ホントのバリアフリー」がここにはあります。
富津市の鈴木幹雄議長もステージに上がって大声でご挨拶。盛り上げてくれます。
この日、雨交じりで始まり、その後お昼過ぎにはどしゃ降りに。午後2時頃から天候も回復しましたが、残念ながら、保育園の参加は中止となってしまいました。来年を楽しみにしています!
富津市役所の職員によるバンド「The JAiL’S WAY」の強烈なサウンドも炸裂! たくさんの職員さんたちが応援に駆け付けていました。
このイベントの課題は、市内の他の様々なフリーイベントと同様、PR力が限られていること。これにはスタッフの不足や資金不足などが挙げられますが、実力あるバンドが揃ってるので、サポーターが増えることが必要ですね。この場所でロックフェスがある、ということが知られていくことがポイントかも。
ふっつかよいでは今後、こうした地元のイベントPRを兼ねて、様々な企業・団体ともディスカッションを進めてまいります!
来年の「富津のいちばん熱い日」は、「房総でいちばん熱い日」にしてみよう。