『市民の森フェスタ』は子どもとおとなのふれあいの場【動画あり】
毎年5月5日、“こどもの日”に開催されている『富津市民の森フェスタ』。まさに子どもとおとな、特におじいちゃん、おばあちゃんたちとのふれあいの催しでした。
鯉のぼりが青空を泳ぎ、とん汁が振る舞われ、この晴天にぴったりなかき氷や飲み物の提供などもあってとても和やかな雰囲気でした。
ぼくが着いた時にはこれでラストだった、具沢山のとん汁に安堵。間に合ってよかったー!
催し物の中には参加型の競技もありましたよ。この写真、何をしていると思いますか。なんと『縄ない(または、縄なえ)競争』です。わらを数本束ねて縄にすることを「綯(な)う」と言うんですね。いかにきれいに速く綯えるか、それを競います。
小さい子から年長の方まで本当に真剣です。競争なんですが、あーでもないこーでもない、と言いながら事が進んでいたのが微笑ましかったです。
こんなシーンを見ることが果たして身近にあるでしょうか。おじいちゃんが孫くらいの子どもさんに『縄ない』を教える。近頃はお米の収穫と同時にわらは刻まれて田んぼの肥やしになります。
わらは正月の飾り物用などの分だけ取り分けることしかなくなったと言われる昨今、教える側も教わる側もこのような手作業を体験できるのはほんとうに貴重だと思いました。こうしてなった縄が束ねられて綱になったり飾り物になったりするんですね。
こどもの日ピッタリの競技『鯉のぼりくぐり』。なんとこの中を子どもたちがくぐってしまいます。そして後方のゴールに早く着いた子が勝ち。3等賞までありましたよ。
さあ、一等賞になれたかな?
“満面の笑顔”とはこのことでしょう。子どもたちの明るい笑顔は見ているこちらの気持ちを和らげてくれるような気がします。
見守るおまわりさんもニッコリ。なんだかポスターみたいですね。
当日の様子を動画にしましたのでどうぞご覧ください。
新緑が美しい『富津市民の森フェスタ』は毎年5月5日に開催されています。『市民の森』には芝生広場のほか赤いアーチ型の橋を渡った向こう側にバンガロー併設のキャンプ場もあり、これからの季節アウトドアにぴったりな場所と言えます。実はここは『戸面原ダム』の湖畔に位置し、『ボートセンター』もあることなどから自然を楽しむレジャーにうってつけのところです。
夏休みにキャンプやサイクリングなどを計画してみるのはいかがですか。お隣りの鴨川市にも近いですしね。
お問い合わせ:富津市役所経済環境部商工観光課、tel:0439-80-1291
(Ken)