人とまちと味に生きる「味のかん七」はかりめ丼
富津の地元の方以外ははかりめと言われても食につながるとは思わないかもしれません。長らく富津に住んでいる私でも、それを理解したのはついこのあいだと言っても過言ではありません。
はかりめとは穴子のこと。体のラインに沿った、泳ぐために必要な器官である側線孔の様子がちょうど竿秤(さおはかり)あるいは棒秤(ぼうはかり)の目盛りに見立てたことから「はかりめ」と呼ぶようです。
ふっくらした感じが見た目にもおいしそうでしょ。東京湾の穴子、特に富津の穴子はとっても品物が良いそうです。身が柔らかく、タレとの相性が抜群。お店によってタレにもこだわりがあるようです。
富津市千種新田にある味のかん七で穴子をいただくときにはしっかりお腹をすかせてから行きましょう。そのボリューム満点のお食事をゆっくりできる場所で心ゆくまで堪能できます。もちろんメニューはたくさんありますよ!
圧倒されるほどの大きさの穴子の天ぷらは、サクサクで白身がふわふわ。富津にいるならぜひこれをいただかないとね。
富津市では富津はかりめ祭が毎年9月1日から11月30日まで開催されていて、加盟している店舗ではかりめの料理を楽しめます。今年の新作料理は、はかりめカレー、はかりめの唐揚げ、はかりめとゴルゴンゾーラ・オーブン焼き、はかりめ南蛮漬けなどあるそうです。お店をチェックしてお出かけになってみてください。
味のかん七, はかりめ(穴子) [富津市商工会]
富津はかりめ祭 [たび旅 富津]