• 2013.4.18

まもなく開通15周年! 平日の『海ほたる』訪問

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アクアライン『海ほたる』は2013年4月20日 土曜日に15周年を迎えるそうです。この時に合わせて工事も行われて一部終了しているとのお話を聞き、一足先に行ってみました。

海ほたる、あらためて見てみると確かに大きな客船のように見えますよね。ここが「人工の島」であることを感じさせません。

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ここは海ほたるから川崎側を眺めたところです。このコンクリートの下はトンネルで、たくさんの自動車が往来しています。運転している方はほとんど意識することなくここを通っていると思います。その真上を絶えず船が行き来しているなんてなんだか変な感じもしますよね。木更津側の橋の部分が4.4キロメートル、川崎側のトンネル部分は9.6キロメートルの長さだそうです。

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テトラポッドによってトンネル入口部分を波の力から守り固めています。ちなみにこのコンクリート製品一個あたりのお値段は、この大きさからすると数十万円と思われます。何個あるんでしょう、数えられますか。

ちなみにこれは出来上がった製品として納入されるものではなく、大抵は現地や陸場などで型枠を組み立ててコンクリートを流しこんで造ります。出来上がったものをクレーン船などで台船に積み込み、このような場所に運びます。

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これはレプリカですが、トンネルを掘るために使われたのとほぼ同じ大きさのシールドマシンのカッターフェイス(先端部分)です。細かく見える刃は一つの重さは相当なもので、以前富津市役所の総合案内に飾られていた時に持ってみましたが、片手ではとうてい無理でした。足に落としたりしたら即入院だと思います。

このモニュメントは半月形に見えますが、実際には円形で筒の先端に付いている状態を想像していただければお分かりいただけるかもしれません。これがゆっくりと回転して地中を進むんですね。

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ちなみに日本のシールドマシンの技術は世界一と言われています。一つのトンネルを掘るために数多くの技術や知識、経験、人材、時間、犠牲、もちろんお金も払われて大きなものが作り上げられるのですね。

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建造物もさることながら、景色や海ほたるの所々に施されているオブジェなどにも目を向けてみてください。このような不思議な感じのする植物がカッターフェイスの周辺に植えられています。

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これは『海ほたる』と言う題の付されたオブジェです。環境アーティストサイヒロコ氏の作品です。夜になると美しく光るそうです。ほかのの場所にもアートがあるのでよく観察してみてくださいね。

東京湾アクアラインはその便利さから海ほたるには寄らずに通過してしまうことも多いのですが、たまには深呼吸をして、眺めの良い風景や暗い夜に浮かぶ夜景を見に立ち寄ってみるのもいいですよね。足湯もあるそうですよ。

15周年を迎えるアクアラインと海ほたる。4月20日のグランドオープンに立ち寄ってみませんか。

 

海ほたるPA 4月20日(土) グランドオープン!! [海ほたる]

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